ふかふかのスポンジに 白い天使が楽しく遊んでいる ポンポンと飛びはね それに答えるよう スポンジもはじける 美しい時間 音符が飛び交えば 上からはクリームが ドタッとやってきて びっくりする天使 まんべんなく ぬられたクリーム 雪景色のよう 「もう少し…」 赤いまん丸の大きないちごたちを たっぷりのせると くいついた天使 可愛い天使は真っ赤になって 笑っていた 「もう少し… あと少し…」 粉雪のように はらはら落ちる砂糖の景色を 白い天使も見上げて喜ぶ 可愛い時間 「いちごケーキ 出来上がったよ」