束の間 夜を抜けて 淡い日差しの中 眩い輝きに向ける 仄かなため息 小さな世界の中で 同じ時間を過ごしても 溢れおちてしまうようで 見える夢の続きが こんなにもあなたは美しいのに もう二度と届かぬ雲の上 どんなにもこの空に願えど 触れ合った唇の中 溶けてく 気まぐれに振り回される 平日の夜は長くて 指先ひとつで終われる 関係悪くなくて こんなにもあなたが美しいから 尋ねても答えは微笑の中 息継ぎも無くしてしまうほど 透明な温もりの中 溺れてゆく 二つの世界の中で 同じ時間を過ごせば 儚い痛みの向こう側 辿り着けるだろうか こんなにもあなたは美しいのに もう二度と届かぬ雲の上 どんなにもこの空に願えど 触れ合った唇の中 溶けてく 透明な温もりの中 溺れてゆく