ポケットの中には缶コーヒー ポケっと見上げてた寒空に 交わした約束に、「I’m sorry」 …いまさらだね。 気付いてたのに、知らないふりした もう、戻れないんだね 多分キミは、少し強がりで 自分を隠してばかり きっとキミは、とても臆病で 孤独と手を繋いでたんだね キミの残した足跡たどって いまさら探す ”さよなら”の意味を ねぇ、せめてちょっとだけ 声を聴かせて 温もりがかすれてく ほら、風の中で ねぇ、せめてもう一度 ギュッと抱きしめて この愛おしさを、忘れぬように 光だけが揺れる残像に 迷った言葉が寒そうに 気付いてた、震えるその瞳 ため息がまた増えては宙へ あの日キミを置き去りにして ”つよがり”の影にただ隠れて 「さよなら」こそ優しさだって そう、言い聞かせた 臆病な愛じゃ、キミを守れないんだ 言い訳だけがまた増えてく 夜空が鳴くように もう戻れないストーリー カサブタがまた、剥がれ落ちてく ねぇ、せめてちょっとだけ 声を聴かせて 温もりがかすれてく ほら、風の中で ねぇ、せめてもう一度 ギュッと抱きしめて この痛みまだ、消えぬうちに ポケットの中には缶コーヒー ポケっと見上げてた寒空に 交わした約束に、「I’m sorry」 …いまさらだね。 気付いてたのに、知らないふりした もう、戻れないんだね ねぇ、せめてちょっとだけ 声を聴かせて 温もりがかすれてく前に ねぇ、せめてちょっとだけ 声を聴かせて 温もりがかすれてく ほら、風の中で まだ探してる、涙の答えを その苦しさを、隠してたんだね 光だけが揺れる残像に 迷った言葉が寒そうに ポケットの中には缶コーヒー ただ、冷めてく
