靄がかった窓 火炎のように 揺れ動く布地に君を見た いつか晴れて伝わるだろうか ただ時は行く 何を願っても 靄がかった窓 夕焼けの空白を充していくような 暖かさが包んで 過ぎた日に重なるようだ 私は行く 靄がかった窓 火炎のように 揺れ動く布地に君を見た いつか晴れて伝わるだろうか ただ時は行く 何を願っても 靄がかった窓 夕焼けの空白を充していくような 暖かさが包んで このままでなんて思うのか? 光芒の先、灰色の陽 確かめ合うよう目を瞑って ただ失くさないように、 忘れないように 知らないで居させて欲しい 私は行く、引き摺るように 疵の無い言葉じゃ届かない 場所が見えていて 君もそこにいる? 誰も知らない心が震えている 私は行く