春の風が僕らを引き寄せ 季節も過ぎ去って 霞んでいく君の鼓動が 掴み辛くなった 君との日々紡ぐだけで 心が折れ始めていく あぁ金木犀が咲いた匂いがした ねぇ「愛してる」って一言が 言えるような勇気が欲しかった あのオレンジ色の陽浴びながら 君のことを眺めるだけだったんだ ねぇ「愛してる?」って一言で 消えるような気がして怖かった あのオレンジ色の陽浴びながら 揺れる波が酷くうるさかったんだ 運命が僕らを誘って どれくらいが経った 懸命が僕らを嫌って どれくらいの中身のない会話を 君と繋いでも 心が凍りついていく あぁ太陽が遠く沈んでいた ねぇ「愛してる」って一言が 言えるような勇気が欲しかった あのオレンジ色の陽浴びながら 君のことを眺めるだけだったんだ ねぇ「愛してる?」って一言で 消えるような気がして怖かった あのオレンジ色の陽浴びながら 揺れる波が酷くうるさかったんだ もしも約束を消せたなら もしも心を殺せたなら 声に出せぬような理想だらけ ねぇ「愛してる」って一言が 言えるような勇気が欲しかった あのオレンジ色の陽浴びながら 君のことを眺めるだけだったんだ ねぇ「愛してる?」って一言で 消えるような気がして怖かった あのオレンジ色の陽浴びながら 揺れる波が酷くうるさかったんだ