雨と口実 (feat. 初音ミク)

歌詞

今日、人を殺した。 君はここにいちゃいけないから。 凪いだ空　僕を隠して色褪せていく もう飽き飽きなんだ 胸が焼け付くようで 息をする度　心は渇いていくんだ 臆病な傍観者だって目が合えば 怪物になって すり減った感情を持って牙を 剥くんだ 共感の線上に乗った 言葉はナイフになって おびえる心根を毟り取っていく 何回何回何回何回何回何回明日を 嫌っても 僕を刺す雨が止まないって 言ってんだ 何回何回何回何回何回何回君を 嫌っても 忘れられないことばかりが 浮かんで募っていく もう期待はしないよって 何処かで歪んだ口実に 互い違いの畢生が今日も視界を 曇らせる 半透明の亡霊が汚れた両手を 翳しても 掬いたかった物ばかり 何処かに散っていく あぁもう。理想　時効になって 悲壮　自傷 非合理だってわかってる 震えを閉じ込めて 荒れた思考はずっと 昨日に摩耗しきっていて 眩む世界を掻き消してくれ 揺れる水面が遠ざかっていく 何回何回何回何回何回何回愛を 願っても 君を刺す雨が止まないって 言ってんだ 何回何回何回何回何回何回僕を 嫌っても 届きやしない守れやしない 逃げるのならもういっそ あぁ、この手でミュートして 端から歪んだ口実に 互い違いの畢生がずっと視界を 狂わせる 半透明の亡霊が汚れた右手で 指をさす 雨に溺れた物語 何処かに散っていく