粒子結晶がキラリ光った 粉々だった僕らは 1つになってキラリ光った 無様でもまた輝いてみせた 粒子結晶はキラリ光った バラバラだった心は 1つになってキラリ光った けどまた砕けて散った 引き裂かれて潰されて スクラップになった欠片 目には見えなくなるけど まだ漂っている 惹かれあっている また”結合”できる 瞬きと共に繋がる 世界で僕は出会う 「ここにいる」と 光が叫んでる 今はまだ見えなくても 確かにそこに揺蕩っている 透明なフリをしている 自分の形を忘れても 君の形は覚えてるよ だから"ひとつ"になろう 夕立がやまない街で 傘を差し 誰かを待ってた びしょ濡れで雨をさらっていった 少女が横切った 笑っているように見えた 「いや、違うな」 0の仮面を真に受けてしまえば 透明人間になってしまうな 『そしたら今はさよなら またね』 分岐していた僕らは 飛び込む 先でまた 君に出会った 嘘つきはもう いなかった 瞬きと共に繋がる 世界で僕ら出会う 「ここにいる」と 互いに光っている 壊れて離ればなれが かたちを持つモノの定めでも 透明なふりをするのは、やめだ 粒子みたいに漂っていて 肝心なことは目には見えない だけど、ひとつになれる その証拠に 僕たちは出会った