誰かの解いた答えに 指をさした 読めない式に 魘されて 答えを探して問い続けても つまらない値が導かれる ありふれた世で 全てを 僕の心を 「分かられた風」も飽きたよ その塊を飲み込むくらいなら もういっそ 不適解でいいから この胸に隠した答えが 苦しみでも間違いでも それすら自分にして 何者でもない=誇りにして 「在り方」とする 解の証明 未習の導き方に辿り着いた それですらも否定され 誰もが教わる公式で 予想など解けるわけもなく 誰もが思ったやり方で 何者かになれるわけもない あの教科書は破り捨ててきた だからもう 不適解でいいだろ 否定されてきた選択も 貶され続けた宿願も 追い続けたくて叫んだ 理由なんていらないだろ 「誰か」が放つ一言に 当てられてしまって悔やもうと 「誰か」お前=僕じゃない 嫌いだ 僕の手を繋いで答えて 苦しみすら間違いすら 愛だと誤解させて 僕でいられる=誇りにして 「在り方」とする 解の証明