コロッケパンを ほおばるたびに あの子のことを 思い出しちゃう 節約のために 必ずお昼は コーヒー牛乳とコロッケパン いつか ここから ぬけ出してやるんだと話したよね 半分冗談だと思っていたのに 本当に行っちゃったね やられたよ あの頃の二人は いったいどれくらいわかりあえてた の 毎日誰よりも 長く過ごしていたのにね いつも心で くすぶり続けてる 見えない力を もて余してた いったい何処へ行けばいいのか もしかしてわかってたの そんなのずるいよ あの頃の二人は いったいどれくらいわかりあえてた の 毎日誰よりも 長く過ごしていたのにね 海の向こうで 今頃あの子は 本当の場所を 見つけたのかな ほんのひととき 寄り添うように 二人して知らんぷりして 心地よい夢を見ていたのかもね あの頃の二人は いったいどれくらいわかりあえてた の それでも確かに 強く求めていたのかも