Track by如月ましろ
夏草が揺れる町並 潮風が髪を揺らすから 廃線跡の線路の上 君と二人のりんご飴 もしも私が消えたなら なんて他愛もない話で 夕暮れに染まる運河沿い 内緒のお話 手宮線 夏が過ぎたら冬が着て この町は雪に閉ざされる 手をつないで歩くサンモール 二年前と同じ匂いで 別れの日にはオルゴールを 君の好きな音で送るよ その時が来るまで秘密で どこまでも歩く手宮線