冬が終わるだなんて バカげた話を君はしていた 誰もいないみたいだ 少し悲しくて君を探した。 知恵のない声でも 生きてる 誰か知らないあの人 隠した 色彩 どこにも行けぬまま消えて 貴方に 言えない 世界の行方もすべて リナリア 白昼 光のない海辺にて グッバイ 答えにならないのは 僕の歌がひどすぎるからで 返す波が空しく まだ雪は降るのかと訊ねた 知恵のない声でも 歌える 僕の知らないこの歌 隠した 青痣 名前も知らぬ鳥が鳴く 貴方は 云わない その鳥の名も境遇も アムリタ 彗星 光のない海辺にて グッバイ。