頭一個分 背の高い君を見上げる この距離が好きだった… 思いきり広げた僕の手 なんかよりずっと大きな 君の手が好きだった 遠いあの空の向こうの どこかに君がいるのかな? 今年も僕だけ年を重ねた 君はあの日のまま 変わらない笑顔で 君から僕は見えて 僕からは見えないなんてズルイよ 『ズルイよ…』 どうしてあの時 ちゃんと伝えなかったんだろう? って今でも悔やんでは 何度も季節をくぐっても 思い出すたびに今でも 涙はあふれていく いつかあの空の向こうの どこかの君に会えるかな? 今年も僕だけこうして生きている… 好きな事をして笑って 大切な大切な人の隣で 君の顔も声も、その姿も 全部遠くなった気がした 今年も僕だけ 年を重ねた 君はあの日のまま 変わらない笑顔で 君から僕は見えて 僕からは見えないなんて ズルイよ『ズルイよ…』