手を離した 物全部拾い集めるとしたら 一体どれくらい重いのかな 私一人いなくても世界は回り続ける 解っているから虚しくなる ねえ?それでもさ 君だけには手を伸ばしてもいいの? 消えたい数だけ腕を切り続けた 独りぼっちの心は誰にも見せない 叶えたいことが 全部叶えられるのだとしたら 私は君に何を望むのかな ねえ?何ひとつ 私には返す物もないのに 生きたい数だけ腕を切り続けた 矛盾だらけの心は誰にも届かない ずっと明けない夜空をただ 探していた 傷だらけの心が誰にも 見えないように 気づかれないように 真夜中の公園は 私と君、二人だけで 月明かり 白い息 繋いだ手 生きている温もり 消えない体の傷は隠せなくても 傷だらけの心は誰にも見えない なのに明けない夜空を切り 開くように ただ生きていて欲しいと 君は言ってくれた 抱きしめてくれた 星が輝いていた