傷ついたことがある人は 優しくなれるんだよって君は 言ってた その瞳に映る僕は 優しさなんて少しもなかった 今までのことを振り返れば 幸せよりも嫌なことの方が 多かったかな でもそんな日々の合間に差し込む 淡い光が灯った瞳が好きだった 夜を明かしたあの海も 面白くなかった映画も 早く寝なきゃと言いながら続いた 長電話も 思い出になるのが怖くて なんとなくで過ごした時間が 苦しかったよ どんな君も愛すからさ どんな僕も愛してくれるかな 我儘だってことはわかってる だけど一緒にいたかったから 2人を繋げた 赤い糸なんてもんはない ただそこに君がいたから 理由なんて必要なくて、 隣にいる事実が欲しかった それだけでよかった 浜辺で見つけたシーグラス 強く強く握りしめた 君の笑顔が嫌になる程思い浮かんだ 2人の始まりは小さなガラス 片だったこと 君は覚えてるかな どんな君も愛していた どんな僕も愛してくれてたかな 我儘なんて言いたくなかったけど 最後にお願い、幸せになって?