瞼を閉じて浮かぶ幻想 幼き日に描いた真っ直ぐな道 瞼を開けて見つめた今日は まるで蜃気楼のようだ この世界は幻なのか? 流れる時間に 溢れるため息 心で叫ぶ "どうして"の言葉 吐き捨てた言葉は 自らを蔑み 握った拳は孤独を語った 世界が広いことも知っていて 美しい景色が 沢山あることも知っている 何も見ようともせず 言い訳だらけの本当の姿 変えたいから我武者羅になって 変われるから夢中になった 滴る汗が種となり 流した涙が華を咲かせた 夢紡ぐ 握った拳は希望を語り あの日描いた 夢の続きに走り出す 今を生きた物語は明日も生かし 形になっていくんだ いつの日か 色鮮やかな華に囲まれながら 物語を閉じる その時まで