川沿いを歩いて街へ行く さいきん買ったスニーカーで行く 風は鼻先とすれ違う度 片手に季節を連れて来る 何かが始まる気がしてる その裏で終わりの音がする 明日には髪を黒く染める “個性”も”普通”も金で買う 崩れかけて 固まって どっか歪なまんま な 心臓じゃない方の、これ ざわついてしまう NENDO 吐き出した息が 白くない頃 僕ら形が変わる頃 今日が思い出になる頃に この場所でまた会おう デコボコだったり 線が増えたり 大きくなって 曲がったり 案外それも笑えるよ とりあえず、また会おう 河川敷沿いのあの公園で 花弁が ばっと散るようで 遠回りして見にいこうぜ 確かに今日、生きたことの証明 呆気なく過ぎた時の流れ 3年前を思い出す あの頃大事にしていた音楽を 聴きたくなったり、さ ちょっとへこんで 色褪せて 知らず知らず刻んだんだ 打った 砕いた 許された 誰も彼も違う NENDO 屋上から見た街の景色も どうしても欲しかったものも いずれ変わってしまうだろうが この場所でまた会おう 心寂しい気分になるところを 気にもとめずに茶化す模様 そうでもいいや、こんど会うとき 今日の続きを話そう どうかそれまでは これからは僕ら いいや、これから先は 野暮。 とりあえず、また会おう 河川敷沿いのこの公園で 花弁を そっと持つ両手 ひらひら舞うそれの向こうで よく聞き慣れている笑い声