雨音の中で誰かが嘲笑う 「こんな 結末じゃなかったんだろ?」 広い世界の片隅にただ 転がってた悲劇だってさ でも伝えたいことがあるからさ 綴った想いを今 誰にも邪魔させない あたしだけの音色で 自由に描けばいい 聴こえる? あたしのこの声が 連ねて 重ねて 遥か遠くまで 砕けたはずの夢がまだ 細やかに でも確かに 光を放つ 無力なままじゃないって知った 希望と絶望を抱きしめて 響け 君に届け これが 生きた証 変わらない景色に君を憂う 「大丈夫…君はもう 一人じゃないから」 震える手の中握った願いを 離さない 離したくない もう一回 もういいの? もういいかい? まだだよ 折り重なった 永遠に醒めることのない夢… 聞こえる?何も見えなくて 涙も叫びも枯れてしまったよ ねぇ…いつか来るその刻は 傍にいさせて 君に逢いたい 聞こえる 君のその声が あたしを 包んで 輝かせるから 痛みも愛も連れて行こう 本当のあたしを君に見せたい 破り捨てた最後のページ 黄昏の夜明けが来るよ 今響け 君にだけに 歌うよ 想いのままに ずっと ずっと 生きていく証