ゆうべの天気予報 笑い飛ばすように 帰りの人込みを引き裂く夏の雨 不意をつかれ 駅への道を誰もいそいだ 改札すぎて初めて 雨をはらっても 予期せぬ出来事が 私に降りそそぐ 前を歩く広い背中に 時が止まった あの日とおんなじ後ろ姿 もちろん あなたとすぐわかった 声をかけようとして 何度も 雨に隠したことば あの頃いつも並んで 窓の外を見た このまま気付かずに 過ぎてもかまわない ほんの少し肩越しの街眺めていたい *毎日おんなじ景色なのにあなたが 色を塗り替えてゆく 今でも愛してるの誰より 雨に隠したことば どうか今以上激しく降り続けて 遠い思い出に戻りたくなる ずるい私を洗い流して *Repeat 涙も隠すほどにもっと激しく