蓮華に花菖蒲 どこまでも咲き誇れ 行き交う人の群れ どこまでも続きゆく 見慣れたこの大地 美しく広い空 何かを求めては 届かぬ手を握り込む めまぐるしい営み 愛くるしい人類 メカニカルなテクニカルでも どこそこに愛がある 時代進化する でもあの子は泣いている 現れては消えてく愛しき影を 辿ってまた何度でも巡り会う 語り継がれし歌 散りゆく彼方を見つめ いつの日か必ず、と その命消し去った 黙々とたつ煙 頰を照らす月灯り 山の向こう燃える焚き火 唐紅そまる日に 扉開かない でも時代は流れてく めまぐるしい営み 愛くるしい人類 メカニカルなテクニカルでも どこそこに愛がある 時代進化する でもあの子は泣いている 迷い込んだここは極楽浄土の宴 絡繰解く合言葉思い出して 今宵もまた二人で妖し嬉し あなたとなら果たせるあの約束
