もう夜が明ける頃 今夜も眠れそうに無いな みんなは甘い匂いの夢を見てる ぼくだけはまだ昨日の続きで 鳴らない携帯にも 新聞配達のカブの音も 始まりの予感が満ちあふれて ぼくは何だか胸が痛くなる 逢いたい人はきっと誰かの腕の中 気持ち良さそうに 眠っているんだろうな 息止めて確かめる 午前4時の鼓動 確かな事は1つ ぼくはまだ生きている 少しだけその胸に凭れたいのにな 甘えちゃいけないよなんて 町は静かに笑う 明日を待つ期待や 同じように待っている不安も その全てから少し遠い場所で 僕は孤独に蝕まれていくよ 逢いたい人の夢は 悲しいことばかりで 上手く行きそうもなくて もう見たくないんだよな 手を当てて確かめる 午前4時の鼓動 少しの迷いもなく ぼくは今生きている 抱き締めてその胸で眠りたいのにな 甘えちゃいけないよなんて 町は静かに笑う 息止めて確かめる 午前4時の鼓動 確かな事は1つ ぼくはまだ生きている