止まらない涙を隠すように 前髪をおろしたの 傷付いた心はもう誰にも 癒せはしないから 一人になりたくて 飛び乗った車は 昔来た海を見てる 懐しい潮風がゆっくりと 想い出を溶かして <波が悲しみをさらってゆく> 濡れた頬は海より辛くて <波が悲しみをさらってゆく> 返せなかった指輪を一緒に <♪> 幸せを早く見つける為に 前髪を切ってみた いつまでもクヨクヨしてられない 時間は流れるから 笑って泣いた日も 怒って赦した日も 今は青い影になる 作れない砂の未来図を 手のひらに こぼして <波が悲しみをさらってゆく> あなたと残した足跡も <波が悲しみをさらってゆく> 気づかない すきま埋められずにいたの <波が悲しみをさらってゆく> 好きと言えた全てのことも <波が悲しみをさらってゆく> 2人の季節に さよならを <♪> <もう戻ることはない> 同じ自分に <もう戻ることはない> 消えてく アワのように <もう戻ることはない> どこかで 出逢っても <もう戻ることはない> 強く 大きな 熱い あの腕に