AWA

堕流

Track byGESO

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  • 2024.11.23
  • 4:37
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歌詞

綴り続けた言葉は今日も誰のことも 祈れないものばかり 窓の向こうに映る祝祭もかけ 離れてゆく。 乾いた紙片に書き連ねた「最低」 は裏に透けることなく澄ましたまま 淀みのない空は腐った楽園も置き 去りにしてうつろう。それだけ。 穢してゆく記憶の残滓、 集め掬って、 白紙の生存権に色落して。 汚しきった日記と 消えちゃくれない猜疑心。 祈る、ずれる。祈る、ずれる。 祈る、ずれる。祈る、ずれる。 わからないまま。 歓びを踊る世界にゆけないまま、 傷つく貴方が救いになってしまう。 今に遺る過去に縋るわたしはもう 腐っている。 見えない、見えない、見えない、 見えない、見えない、見えない。 かえせないのに。 逃げ出した湖畔、痛いままの曙光、 霞んでいる記憶の反芻 踏みしめた細道が胸を軋ませる。 誰もいない塔の中、 それでも縋り続けた「居場所」 が生温く四肢を締め付ける。 色づいていくそのドレス、 変わりゆく声が痛いままでいい。 どうか、消さないで。 触れられる幸せが怖くって、 過去に縋り絆されているから。 夢はもう終わり。 さよなら、むきだしの鈍痛。 もう誰も見ないところへ。 口開ける現実の底、 なんか怖くって。 意味も見出せない今日が 過ぎてって。 解決できないんだから、 流れのままに一度息をする。 葉ずれ、揺らぎ、腐敗、響き、 脆く変わる。 生き堕ちていくの。 逆さまの 世界堕ちてまたはじめるの。 移りゆく世界すら愛せるように。 少し不思議な記憶、 時間にくれてなんかやらないの。 恥を積み重ね、 わたしを知りゆくから。 すれ違う時がわたしを引き 裂いても、 変われないわたしすら 愛せるように。 当たり前の世界で、 いつかの貴方を希えるよう。 墜ちる 墜ちる 墜ちる 墜ちる 墜ちる 墜ちる 墜ちる さよなら。 弱いままでいい。 わたしはわたしのままでいる。 ごめんね。

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