春を待って 息をしてるの 春を待って 夢を見てるの 春を待って 息をしてるの 春を待って 夢を見てるの 悴んだ指先 消えない痛み 溶かすように 寒さに震えた 陽の光を待ち続けている 兎を追った彼女は白と同化して もうここではないどこかに消えて ひとりきりになった僕は あてもなく ただ今日も眠り続けている きっとさ 幽霊みたいなものだとしてさ ずっとさ 夢をみてるみたいだった 表紙の荒れた私だけが ここで ずっと君を待っている 春を待って 春を待っていたんだ 君を想って 白い夢のページをめくる いつしか幽霊は去っていった 目に見える確かなものを見つめて 吹き込むは春風 ただ春を待っていた