生誕の刻より 業を纏い 螺旋を描いた 無明の存在 祈る声など 虚無へと沈み 輪郭は最早 曖昧な檻 宿命絡む糸を 操る見えざる手は ただ静かに 嘲笑い響かせる 平行! 交わらぬレール Parallel 届かないエール 仰いだ天空を 虚しく揺蕩う 轟音 響く世界で 血潮を染める詩を詠め 価値なき 理 刻み続ける 矛盾と秩序を孕んだ この破滅の鐘 抗うほどに絡んでく鎖 それすらもまた徒労の塊 欺くように消え失せる影 無意味な夢は ただ崩れ去る この宇宙は迷宮か? 何のため彷徨うのか? 燃え尽きちまえ 無へと還る その刹那 並行! 交わらぬレール Parallel 虚ろなヴェール 砕けた 暗闇 縋りつく光 轟音 響く世界で 咆哮秘めた詩を詠め 破れた 偽り 刻み続ける 赦しと天誅を孕んだ この破滅の鐘 裂けた次元の涯へ… 閉口… 交わらぬレール Parallel 届かないエール 仰いだ天空を 虚しく揺蕩う 轟音 響く世界で 血潮を染める詩を詠め 価値なき 理 刻み続ける 平衡! 交わらぬレール Parallel 虚ろなヴェール 砕けた 暗闇 縋りつく光 轟音 響く世界で 咆哮秘めた詩を詠め 破れた 偽り 刻み続ける 赦しと天誅を孕んだ この破滅の鐘 美しい この破滅の鐘
