サンショノミ

歌詞

どっからともなく飛んできて あんなところに根を下ろして トゲまで生やした生き物ひとつ どこへ行くでもない私も とりあえずここに根を下ろし なんだかんだ実をつけて香る 絶縁体はまだいくつも挿さったまま 見えるものも 見えないままでやっている 理屈ばかりまかり通る 理解せよと押し付けられる 指と声が悲しんでる 美しいからタチが悪い 純粋な野心 隠れてしまうほど ここは散らかって 散らかしたのは私 最初の夢なんて 忘れてしまったよ 虹の向こう側 すてきだったと思う どっからどこまでデフォルトで どっからどこまでオリジナルか あんまりわかってない世の中で 全部が全部オリジナルで よろしくというからそうして そうしたら非常識なんだって 寝たまま起きて奇妙な夢を見る 緊張 執着 どんだけ貼りつけとくんだ? 溶け始めた肉体から魂だけ流れ 出たら たどり着きたい気持ちをどうぞ 受け取ってやってください 純粋な野心 膨らむくらいなら 早めにわれてしぼんじゃえばいいの に 裏腹に強く逞しく育ててしまった もう笑うしかないな 噛んで飛ばして欲しい 飛んで落として根張って やっていって欲しい 私の純粋な野心 隠れてしまうほど ここは散らかって 散らかしたのは私 純粋な野心 隠れてしまうほど ここは散らかって 散らかしたのは私 でもどこかにそれが あるはずんだよ 虹の向こう側 ではなくこの辺りに