咲いた花 落ちる頃になってしまったよ 気付けば もう何回も同じ春を過ごしたね 黙って頷く君を見ても 何も思えなかったよ 変わっていたのは僕だった 同じ夢を見たのに もう一度なんて言えないよ 今の僕じゃ繰り返すだけね もう一度なんて言えないよ 自分が自分じゃないみたいで じゃあ、どうすれば 何て言えば 言葉よりもずっと近くなれたかな 簡単に言えば 優しい心 あなたのように私もそうなれたなら (取り留めの無い嘘 取り繕うことも無く とりあえず今日はさ 二人でいれたら 物語の全部は 見えていない解けない それでもあなたくらい どうか、どうか) 暗い夜空に一つ光る星が あるというのなら きっと僕らではないでしょう 誰かの優しさや 思いやりの端っこに 僕らはいるんだよ そう教えてくれたあなたは 紛れもない僕の灯り 忘れることはないと思うんだ 確かに心にあったものだから それでもどうか僕が 間違えそうな時は また手を引いて教えて欲しい こんな僕を笑ってくれた 全て愛せる そんな気がしていたよ 言い換えるなら 優しい心 あなたのように私もそうなれたなら (出来たての僕を 抱きしめるあなたを 忘れられないのよ ありがとうさよなら これから一度くらい 笑える日もあるかな その時あなたは どんな、どんな顔で) 本音を言えば、まだ好きで あなたがいないなんて 考えられないけど じゃあどうすれば 幸せなんだろう 「幸せだったよ」 じゃあ、どうすれば 何て言えば 言葉よりもずっと近くなれたかな 簡単に言えば 優しい心 あなたのように 私もそうなれたなら 咲いた花 落ちる頃になってしまったよ 気付けば もう何回も同じ春を過ごしたね 黙って頷く君を見ても 何も思えなかったよ 変わっていたのは僕だった 同じ夢を見たのに