願いにこの手を伸ばすこともせずに ゆめはゆめのままねむりにつくで しょう それはごくありふれたねむれない夜 こぼれ落ちたきらめきを 数えることもやめた 平気な顔をして傷を隠すように 自分のこころに自分で布団をかけた いつも通りの夜だった はずだった! 気づけば一面魔法色 甘い香りと色彩がふわり舞えば 頭で転がした空想が 質量を持って光った! あの夜潰えた想いが 形になっていく 奇跡の夜は明けない 恵みの雨は止まない 魅惑の魔法は解けない! 不可能なんてありえない あらゆる想像を超えた 素敵な極夜にねむろう 願いがあるだけ叶ってしまうなら ゆめはゆめなんかじゃなかったので しょう そして、 物語は幕を開ける!