理想で描いた街を泳いでいる 何もかもがきらめいている その美しさを知っている けれど 埋まらない 満たされない こころに蓋をしていた どれだけ走っても どれだけ走っても 言葉通り夢の中じゃ うまくすすめないみたいだ 本当の気持ちも 満たされない理由も 解った、解ってしまったんだ 最後の願いを見つけたんだ うそで固めた夜を泳いでいる 泣けるほどにきらめいている その色めきに魅せられている だから 感じたい 触れてみたい 本物のひかりを 背を向けた明日も 置いてきた世界も 未だかつてない思いで ようやく手が伸ばせそうだ 全部を抱きしめて 一息で手放そうか 確かに目を醒ますために! 全部偽物でも 全部幻でも それがきっとわたしだけの きらめく夢物語だ 永遠の世界を 一夜の奇跡にして 最期のおんがくを奏でよう 願いはこの手で掴みたいのだから ゆめはゆめのままねむりにつくで しょう 自分の足で歩きたいのだから すべてをわすれて 朝をまつのでしょう