最後の晩餐

歌詞

あの日は 楽しかった 楽しさ 旅した数だけ 笑いが涙が 扉の向こう側 溢れた 向こうから こっちに溢れた 喜びは 喜びが 綻びに 染み渡った ゆっくりと 染み込んで来る 溢れた想いが 染み込んでくる どこから どこから ともなく ともなく 知ってた 知らないふりしてた 噛み締めた 握り締めた あの箸を その箸を 口に運べば それだけで もしかしたら これが最後の もしかしたら これが最後の もしかしたら これが最後の あの時の二人の晩は あの時の二人の晩は あの時の二人の晩餐 もしかしたら それが 最後の晩餐 あの時の二人の晩餐 あの時の二人の晩は もしかしたら 最後の晩餐 もしかしたら 最後の晩餐 （♪） 一滴の気付きが 水滴の滴りが したためた 手書きのLetter 手を差し伸べたのに 握り損ねた 窓辺が すぐそばの あの窓辺が 四角い 窓の枠が 外からは 子どものワクワクが 走り回る また一滴 身体の中に 染み込んで来る また一滴の気付きが 染み込んで来る 水滴は そこに栄養がある そこに生命が宿る もしかしたら もしかしたら もしかしたら それが最後の 最後の もしかしたら 最後の晩餐 もしかしたら 最後の晩餐 あの時に 手に入った管が 僕に送り届けた 希望と栄養が 詰まったあの 水滴がまた一滴と 流れ込んでくる 僕を生かし続けてた 二人を繋ぎ止めては 流れ去っていった もしかしたら あれが最後の晩餐 もしかしたら あれが最後の晩餐 もしかしたら あの二人の最後の晩は もしかしたら あの二人の 最後の晩は もしかしたら これが最後の晩餐 最後の晩餐 希望が 哀しみが 喜びが 扉の向こうから 足音が遠ざかって行った それは確かに聞こえてきた 一人 また一人 二人 三人 四人 散って行った 画面に映っていた 好きなものを食べていよう たぁんと お食べよ 好きなものを言ってごらんよ テーブルの上に いくらでも並べてあげるよ だってさ もしかしたら これが最後の晩餐 君と僕との最後の晩餐 二人にとってあの日の晩は あの月夜の晩は 風が吹いていて 風が止まった