たわいのない 日々のことを 話したがる あなたのこと わずらわしく 感じながら 聞き流して いたりもした 若い日の 憧れだった その笑顔が 幼な子のように 変わってゆく姿を すぐ側で 見つめて来た 今ごろ 浅い夢を 楽しげに 見ているでしょう 過ぎた日々の じまん話 誇らしげに 話していた 愛しい人 その面影を いつまででも 抱きしめてた 寂しさを 心に秘めて 歩き出した 小さな背中 長くがんばったと 心から讃えたくて 少し涙ぐんで 背を伸ばし 微笑むでしょう 変わってゆく姿を すぐ側で 見つめて来た 今ごろ 浅い夢を 楽しげに 見ているでしょう いつか誰も 同じ道を 辿るはずと 知ってるから 今を生きる あなたのこと 胸の奥に 持っていくよ