ひとり歩きしてる 夜更けの通り沿いに 口づさむメロディ 今夜も月が聴いている 別れ際の人の 台詞をリフレイン 思い出し笑いに 聞き耳 立てる星たちよ いつの間にか 慣れていた 急ぎ夜道を帰ること 誰よりも自分自身を守って ゆくことに 人知れず 心の中に思い描いて 真夜中に 開く小箱に涙も嘘も 仕舞い込んで 平気そうなフリで 強がって見せても 気付かない貴方を 案外 普通の人だと 少しガッカリして 少しホッとしては 覚めかけた想いが 悲しいわけでもないのよ 知らぬ間にね 変わってた 熱い想いと引き替えに 暖かく包み込むような気持ちが 満ちてゆく 寂しさを 知ることだって必要だけど 一緒なら 嬉しいことも増えてゆくって 信じてるの 人知れず 心の中に思い描いて 真夜中に 開く小箱に希望も夢も 温めてる