曇り空に 細くたるんだ 電線が揺れていた どこに行こうか あてなんてない 行きたい方にいかせておくれ あなたの罵声が 聴こえたよ聴こえたよ だけど 進まなきゃ 進まなきゃ 大学は全部蹴りました バイトだけで生きてきました 悪い仕事をしてました やりたいこともないから デタラメに生きてきました 時に人を傷つけました 格好つけて生きてみました だけどダサい冴えないままなんさ 濡れてしまった洗濯物は 放っておこう 手遅れだから だいぶ経つけどバンドを始めたんだ まだ間に合うかな 見てておくれ あなたの罵声が 聴こえたよ聴こえたよ だけど 進まなきゃ 進まなきゃ 気づけば歳をとりました 我武者羅に生きてきました 気づけば病気になりました それでも胸を張んなきゃ デタラメに生きてきました 生きてることに疲れました 僕は弱くなりました やっぱダサいさえないままなんさ もう雨は上がりました 汚い虹が架かりました 空を見て分かりました また夏が終わりました 情けないけど 大丈夫だから いつか守る 必ず戻る 歳老いたあなたに歌う あなたに贈る 聴いてください これはあなたへのあなたへの 手紙なんです あなたへのあなたへの手紙なんです