泣いて 泣いて 泣いて チンピラになりてえ 泣いて 泣いて 泣いて チンピラになりてえ 明けても 暮れても 喧嘩でパクられ イキがった 花の都に憧れて 飛んで来た逸れ鳥 のがれのがれて 破れた襖にもたれて 流す涙を ひとつなめた ああ 友情 愛情 人情 何かが足りねえ ああ 膝を抱え 全てぶっ壊した夜 Woo Woo Woo…… ずらかっちまった方が ましだと考えた朝 紙コップの味噌汁をかじれば 天井が笑う 裸電球 ぶら下がった部屋で 忍び泣いてる女は なお哀しくて ああ 爪を噛んで 強くお前を抱きしめた ああ 吹いてきたぜ 憶病風が吹いてきた Woo Woo Woo…… 六尺足らずの 五尺の痩せこけた体で 刺せば監獄 刺されば地獄の 腐った街で どうせかなわぬ はかない夢なら 散って狂って 捨て身で生きてやれよと ああ 背中丸め 声を殺し 思いきり ああ 泣いて 泣いて 泣いて チンピラになりてえ 泣いて 泣いて 泣いて チンピラになりてえ 泣いて 泣いて 泣いて チンピラになりてえ