いつも 悪い夢にしていく君が 今日はなんだか 優しかったから 目が覚めると 涙が零れていた やっぱり僕の日々は 君が作っている 六本木 出口出てすぐの道沿いの 花屋の前 機嫌悪い僕見かねて 「私 あれが花の中で 1番好き」と君が言う 空気ごと覚えているのに 忘れたくなるほど 忘れられないこと 君じゃない人と 居る度に知ってく 離したくないほど 離れていくのも 分かってて もう返事がない君に 「好き」だと送った 変に頑固な君のことだから 最後に 会うことすらしてくれなかった 「私だけが分かってればいい」 と君は言う じゃあ君は 僕の何を知ってたの? 思い出が出来なければ 僕が引き摺らないと気遣う 律儀さも愛おしかったよ 忘れたくないほど 忘れてしまうもの 君の声 髪の匂い 恥ずかしがる顔 話したくなって もう 離せなくなったよ 少しの思い出も また会いたくなるほど 君を困らすこと 僕じゃない人が見合うことも 知ってる 君の好きな花の 言葉を思い出すよ 幸せになってね さよなら