またね

歌詞

あと何回 同じ景色が見られますか 居間の隅にある柱が線路みたいだ 少し歪な線が列を組んでいた 一際に目立つ鏡は魔法使いだ 化粧がいらないほど時間が 経っていた 見え方も変わっていって 思い出になった この場所であと何回 同じ景色が見られますか 言葉にならない思いが頬を伝った 孤独 悲しみ 辛いこと全部流れてしまえばいいな あなたと過ごした日々 子どもの頃は「嫌い大嫌い」と へそを曲げてたね ごめんね 今までの暮らしがあって 今の私がいるからね 気恥ずかしくて言えなかった ありがとうをあなたに あなたの子どもでよかった 庭奥に植る柳は案山子みたいだ 雪降る二月 変わらず見守り立っていた 頻りに針が動く時計は時空旅行だ 歩みもままならずに未来に 生きていた 見え方も変わっていって 思い出になった この場所であと何回 同じ景色が見られますか 取り繕う微笑は気丈だった いつかあなたのように 強く優しくなれたらいいな 光も陰も目まぐるしい だから生きている今が愛おしくて 光も陰も目まぐるしい だから生きている今が愛おしくなる あなたと過ごした日々 子どもの頃は「嫌い大嫌い」と へそを曲げてたね ごめんね 今までの暮らしがあって 今の私がいるからね 気恥ずかしくて言えなかった ありがとうをあなたに あなたの子どもでよかった