「また会おう」とか下らない。 言葉はいつも酷く薄情だ。 君の一番の私でも、 君の選択を変えられないわ。 わかってるよ。 愛だって忘れていくならもう、 誰もが泣く映画みたいな 終わりなら楽だよな。 過ぎ去った秒針を、 巻き戻しては泣いてしまう。 止め処ない感情の波に呑まれて、 夢の中だって滲んでしまう。 悔しくて音楽を何度書いても、 君に届かないの。 星空のような砂浜で、 雲を指差して君は咲うんだ。 「いつか私たち星になる。」 伸ばす手の甲が、 透けている気がした。 目を覚ました。 昨晩の雨は止んでいて、 濡れた窓をそっと開いたら 君の香りがする。 過ぎ去った秒針を、 巻き戻しては泣いてしまう。 止め処ない感情の波に呑まれて、 夢の中だって滲んでしまう。 悔しくて音楽を何度書いても、 君に届かないの。 過ぎ去った秒針を、 巻き戻しては泣いてしまう。 止め処ない感情の波に呑まれて、 夢の中だって滲んでしまう。 悔しくて音楽を何度書いても、 君に届かないの。