ゆらゆら揺れる波のよう ゆくのだろうか どこまでだろうか 穿つ黒くうねる群れのよう 僕もはぐれぬよう手を伸ばして ただ足掻いてた 終わってくれ悔やんでは 繰り返しもがく今日を 幾度も望んでは振り返る あの頃に戻れたらって 奪ってくれ掴む手も進む足も攫って 垣間見える水平線 その先に光を求めて 泡は弾けて 揺ら揺れ動く蜃気楼 死にきれないままで 息もできなくなった僕は 救ってくれ 過ぎる日をただ恨むこの生を 神様よどうか一度だけ この日々に終止符を 満たしてくれ 息を吸い吐くだけのこの肺を さよならさ降下 やけに重く感じる身体は捨てるから 起こり得たはずのifが乱反射して くらんだ視界はもうわからなくて 水平線の先もういらないから 居場所はここにないから