星の数ほど人は存在するが何故か 独りだと寝静まった地上で 君かもしれない光を眺めていた こんなに空を見るなんて 思わなかったよ 子供みたいだな 空気は澄んでいるようだ そちらはどうだい? 僕は見えたかな? もし地球を出ても 大気圏で消えてしまうとしたら 何年書き溜めた言葉も 君の声も届かない もし世界が ひとつの地続きだったら 苦労はしないけど 僕らは同じ時間を生きているんだ それが奇跡だろう 悲しくても生活を 明日には死んでしまうかもしれない なら後悔は僕に渡せよ 体を軽くして 君は飛ぶんだ 桃源郷を描いた そんな未来を願った 流星に跨って降る雨に唄えば 君は待ってくれるか そこで待ってくれるか 蛹を剥いで僕が飛べるのは 何年後だ?そこで出会えたら 同じ空を見よう