遠い昔少年に流星群が落ちた 訳もわからずただ怯えている今日だ JR生命線どこまで連れていくの 片道分だけしか買っていけないや 傷つくは100も承知だが 200は知らなかった 罪名は「なんとなく」 それだけでよかった 単純な感覚で優しくなれたなら 触れ合うその気持ちさえ 履き違えなければ 呼吸をするたび慣れという麻酔が 大事なことも忘れさせる 時間が経てば 擦り傷はカサブタになり落ちる ただ、晴れているのに 哭き止まない空を見ている 最高も最低も私たちの尺度 確証なんて無いけどただ一つ答えは 一言で簡単にこの人生は変わる 良くも悪くもそうだ どこにも行かないよ時々でいいから 楽しかった話だけ聞かせて 我に帰れば 失ったものを数えてしまう まだ、君の顔が 哭き止まない空と似ている その綻びも 誰かは見て見ぬふりをするでしょう 千切れた蜘蛛の糸にまだ縋る 今日という日が 光射すまで 願わくば強く生きていて欲しい だから、晴れているのに 哭き止まない空を見ている