シット・バイアス・ミュージック

歌詞

君と映画とバンドと喫茶店と 君と見た景色の全てはとても カラフルだったよ いつの日か、いついつの日にか 始まりのあの日のように 笑ってくれるかな 新年早々電車が止まって 個室ビデオ店に入る 恥を知らないカップル達の視線で 背中が熱いぜ 今頃君は年上の男とNetflix でも見ながら 映画そっちのけで、 手と手つなぎ合って 右に左にスワイプして 名もない誰かと話してみる 興味ない質問を繰り返して 吐きそうだぜ 絶望と夢は俺のことをまだ掴んで 離さないが とびっきりの愛に願ってみる 戻ってきておくれ シットバイアスミュージック はみ出た筋肉と肩幅みせて 風を切って歩く猿どもと すれ違うときは きまって地面の色が 気になっちまうぜ。 どいつもこいつも幸せを演じて? それって本当の幸せ? 兎にも角にも今日もコメントする 「この 音楽何がいいかわからないんだよ ね」 嗚咽を呑み込みたどり着いた 顔だけの女とまぐわえば 満たした分だけ冷静に 死にたくなる! 失望欠乏に襲われて俺は空の黒さを 知る とびっきりの愛で溺れるくらい 純情を教えて シットバイアスミュージック 君と映画とバンドと喫茶店と 君とみた景色の全てが モノクロに染まってくよ いつまでも いついつまででも 続くわけなんてないんだね 俺は分かっていたよ 君が優しくしてくれたから 俺も人に優しくできたのさ でも気がつけば世界は傾いて 吐きそうだぜ 幻影と過去はいつまでも空の光を 閉じ込める 俺は俺にとっての絶望の 歌を歌うよ シットバイアスミュージック 幸せになってね シットバイアスミュージック