暇なんじゃなくて 君からの連絡が来ないから 退屈に思うだけ 何も手につかなくなっている しくじるかもしれない 時計を睨んで放課後みたいな静けさ またすっぽかしてしまった ゴミ出しと荷物の受け取り 壁に貼ったままのポスター 日に焼けていた 束の間の光がそれをまた 照らしていた テレビで見た映画 春と言ってもまだ冷える こんなにも近いのに 君みたいには歌えないのは 一体何故? 春と言ってもまだ冷える 暇なんじゃなくて 君からの連絡が来ないから 退屈に思うだけ 何も手につかなくなっている しくじるかもしれない 画面を睨んで本音に近付こうとして また怖くなった つまりは興味ないふりで 誤魔化している 顔に貼ったままの黒と 去年を纏っていた いつからか光がそれをまた 揺らしていた テレビで見たような 春と言っても思い出せない 思い出せない テレビで見たような 春と言っても思い出せない こんなにも違うの さよなら歌う時 ちゃんと絶望してみて 過去の自分はいつだって恥ずかしい でも過去の自分はいつだって正しい 冗談じゃなくて。