ずっと前にあなたが 僕に言ってくれた事 雲を掴むような心の何かに 形をくれたんだ 今日も形にも 言葉にもなれない何かが あなたの声を待つ おかしいな こんなによくある言葉でも 君の口から出たってだけで こんなに意味を持つ おはようや おやすみがいつも嬉しいのは 僕が生きてるって事を 許された気がするから 君は僕の生命線 ずっと前に あなたが僕に言ってくれた事 何がしたいのか分からない僕に 導をくれたんだ けれどずっと思ってる 貰ってばかりの僕に 何も言わないの? ああ 僕は君に何も返せないまま 今日も形にも 言葉にもなれない何かが あなたの声を待っている 「僕に出来る事なんて 何にもありはしない」とか 「ごめんね」が 口を衝いて出てしまうのだ おかしいな こんなによくない心でも 君がここにいてくれるだけで こんなに大丈夫 またねとか さよならもちょっと嬉しいのは 君とお別れをしても また君に会えるから 君は僕の生命線 今日も新しく 言葉にもなれない何かが あなたの声を待っている 本当はごめんねじゃなくって ありがとうって言いたいから 次君に会う時 ちゃんと言えるように 考えとかなきゃなんだ おかしいな こんなに考えた言葉でも 僕の頭の中のままで 伝わってる気がしない それでもね 君と話してると嬉しいのは 僕がここにいるって事を 許される気がするから 君は僕の生命線 どこか遠くへ行く時は 僕も一緒に連れてって