崩れてしまいそうなあなたが 目の前に居るなら 目の前に居るなら 眠れなくなる夜が あなたを襲うなら あなたを襲うなら ぼくは 何気ない日常に 僕には見えた 変わりはしなかった 意味のない日々が ぼくは好きだった 考えなくていいから 続かない会話と 黙る時間が 増えて 離れて行く距離が 弱虫の僕の心には つらかった 全てが終わった後に気づいた あの日常は 僕のすべてだった 心の中の この傷の 治しかたすら 僕はわからないよ 消えたくなる現実が 君を追い詰めた 君は一人だったんだ 何もできない日々が 僕を追い詰めた 僕は無力だったんだ 深夜にかかる ラジオのニュースと 空に浮かぶあの三日月が 弱虫の僕の心には 痛かった 君の泣く声に僕は気づいた あの日の笑顔が 僕のすべてだった 心の中の この叫びが 消えるように 僕は歌うよ