暮れる僕らの街に落つ 星は静かに尾を引いて 終わる間際 最後に問う 記号じゃない君の名前 限られたルールの中で 許された安らぎを知る 差し出された手は冷たく 色付く世界に戸惑う 壊れたら取り替えなくちゃ 入れ替わる新しい僕 失くしても変わりがあるよ 取り変わる新しい君 忘れたらもう会えないよ 辿りましょう月の追憶 大丈夫まだ聞こえるよ 泣かないで優しい君 名前を呼んで 何度目の初めまして 寂しいなんて 感じる器官がないから 花は綻んで 風に髪が靡いて 悲しいなんて 感じるはずがないのに 知らないエラーが僕を 蝕んでいる 変われずにいるものだけが 世界に取り残されている 腐りゆく僕の願いは きみとした指切りだけで 壊れてもスペアはなくて 入れ替わる季節の中で 亡くした君の言葉だけ こぼれぬように繰り返して 忘れたらもう会えないよ 辿りましょう月の追憶 大丈夫怖くはないよ また会える 優しい君 名前を呼んで 何度も終わりが来て 寂しいなんて 感じるのも愛おしくて 花は綻んで 風に髪が靡いて 次生まれたら? 同じ名前がいいかな 名前を呼んで 何度目の初めまして 寂しいなんて 感じる器官がないから 花は綻んで 風に髪が靡いて 悲しいなんて 感じるはずがないのに 知らないエラーが僕を 蝕んでいる 知ってる君が僕を呼ぶ 声がする