僕には歌う価値が なかった 僕には時代が 聴こえなかった 僕は全然 特別ではなかった 僕には大人が 分からなかった 僕の幸せは 変わっていた 僕なりの永遠を 遺したかった 相応しい ストーリーなんて なくて 行くあても とうに とうに なくて 最初の最後は 君の声だった 君の声だった この世界は どんなメロディ? 分からない 分からないよ 諦めた 夜の香り ひらかない 花 君だけに打ち明けるよ 僕はこの世界が怖い それでもやっと 口ずさんだ みじめな今を 君が歌った 歌った 歌った 奇跡のように 綺麗だったんだ 明日は 僕の癖を話して 明後日は 僕の夢を語って 明明後日は 僕の呪いを ちゃんと伝えよう 完璧で不健康な部屋で 君が風邪を引かないように 一寸ずつ 街を許さなくちゃいけない きっと まだまだ 時間はかかるよ 泣き暮らすのは もうやめるよ それは なんでって 君に逢えたんだ 君に逢えたんだ この世界は どんなメロディ? 分からない 分かりたいよ 諦めた 夜の香り ひらきたい 花 この世界が どうだろうと 君がしゃんと 咲けるように 見つけ出してやるんだ メロディ 美しく在れ 君だけに打ち明けるよ 僕はこの世界が怖い それでもやっと 口ずさんだ わずかな今を 君は歌った 歌った 歌った 永遠なら ここにあったんだ ここにあったんだ