いたいけなキャンバスに 描き連ねた旋律 ――訂正。 既に聴いたことの無い色彩を 求めて合、不合 無限の自己批判を続けて 辿り着いて また迷いながら俗に染まる 前時代的となじられ 汚されていく 夢の 始まりがシ体でも Retake Retake Retake Retake 十余り二つのパレットでさえ 直ぐにエゴに収束するの Es,as,f,c,g,d,a,e,h,fis,cis,gis Fis,Des,As,Es,B,F,C,G,D,A,E,H 吐き捨てる 妙技 そこに価値などないさと 厭世 ――そんな歌詞がもうゴミにしか 見えぬ。 くだらない理想 移ろう流行 その狭間を穿ちたいから ――訂正。 「こんな作品は口に合いますか?」 前時代的となじられ 汚されてく 歴史の 始まりが偉大でも 否定、否定、否定、否定。 十余り二つのパレットでさえ 直ぐにエゴに収束する 否定!否定!否定!否定! 肯定。 否定!否定!否定!否定! 数多もの可能性が出尽くした 世の中で 未だ 作る意味は本当にあるのだろうか 私の寿命は間に合うのだろうか 嗚呼 最前線は此処だと いつか言える日が来るなら Lie 前時代的となじられ 汚されていく 夢の 始まりが死体でも Retake Retake Retake Retake 十余り二つのパレットでさえ 直ぐにegoに収束する I know what I seek for I know what I live for I know what I miss Draw Lie lie lie lie 神が捨てたイデアを 鍵をかけた映画を 咲き損ねた生花を 描き尽くしてゆく Write write write write write