Track byNightOwl
言葉より深い色持て余すグラス 銀の縁弾く爪雨音が真似る 甘いざらつき喉をかすめて おざなりの微笑みをはりつけながら 眠らない街の灯を指先でなぞる 苦いかけらが胸に降り積む 時を重ねて上手くなるのは 諦めと胡魔化しと嘘 せめて 優しい嘘を 傷ひとつつかないまま 大人にはなれない 眠らない街の灯が囁きを返す 疼く瞼もいつか乾くと 心飲み込み続けていたら 泣き方も忘れてしまうから せめて 優しい夢を