Birkenaus EisenSchlange

歌詞

空を失くしてどれくらい経つ 足元を探しても 明日は見えない 音した方へ進めば 落とした明日を取り戻せる？ 敷かれたレールに過去行きはない 終着駅は皆同じさ 死んだように生きるか 今ここで死ぬか どちらでもお好きなバッドエンドを 選べ 目的地を見失った 意味のない往復で 擦り減っていく感性は ただ廃棄を待つ日々 (このままやり過ごせば 救われると信じていた？ 気づかないふりをしていれば 傷つかないと思えた？) 本気でそう思うなら傑作だぜ 信じる者は例外なく救われる？ 神=脳 みんな俯いていて 世界に釘付け みんな俯いていて 僕が飛び降りるまで 蛍光灯 5番線 鋼鉄の血 軋んだ悲鳴 口を開けて待っている 鉄の蛇が我々を飲み込まんと 椅子取りゲームに興じる自殺志願者 たちは 死んだ魚のような目で 死んだ魚のような目から 目を逸らす 死んだ魚のように 吐き出す発酵した諦念は 発行したチケット 口は閉じるのがエチケット 誰かが上げたSOSのサイン 拾う者はなく ヒーロー物は時代遅れ お前の安い絶望じゃ 腹も満たされない (思考停止の人形は 都合の良い使い捨ての燃料 あの鉄の蛇の胃は 溜息で息が詰まりそうだ) この先へ進む気なら 夢はここで捨てて行け この日常に終わりはない 線路は続くよどこまでも 判を押すように 同じ顔で前ならえ 死を待つ行列 みんな並ぶのがお好き？ 代替品は 大体二日で届く 安い命さ 犬も喰わない 透明な日々の死 いつか見た明日はもう 透明な日々の死 いつか見た朝はない