降りしきる雨に打たれて 捨て猫のように彷徨う いつかこうなる事なんか 気付かないふりを続けてきた 弾き慣れたギター あの頃のあの曲を弾いてみる アンタの指から滑り落ちた アタイはサウンドホールの中 逆さにして振ってみても カラカラと出口を見失ってる いつの間に雨も降り止み 目を細め見上げる雲間に 同じことの繰り返しに 慣れているふりをしてみるけど 錆びついた弦で切れた 指先の痛みとともに アタイの心の痛みなんか アンタは知るはずもないけど 見返せる日がまた来れば コロコロといつかは抜け出すのか アンタの指から滑り落ちた アタイはサウンドホールの中 逆さにして振ってみても カラカラと出口を見失ってる カラカラと出口を見失ってる いつかはきっと抜け出せるさ