今晩は この度はこんなワタクシを 選んでくれてありがとう まあまあ、どうぞ お気を遣わずにお酒でも飲んで 楽しい一夜にしましょうよ 実はワタクシとってもとっても 寂しい生活しておりまして 17歳からワンルームで一人で 暮らしてます そのため寂しさかき消すために 必死に必死に愛を求めて 運命の人を 何人も間違えてしまいました やる事やって音信不通の虚しく ダサめな結末 このワンルームに何度も何度も 貰ったの それなのに変われない 優しさに負けて今夜も新たな王子様 だけれどね、あなたはね、 他の人とは違う筈よ だってすぐにベッドに寝転び 「眠い」とか言わない きっとめんどくさいであろう アタシの悲劇のヒロイン 話をちゃんと聞いてくれる 思った矢先にあなたの腕が アタシの腰にまわってる あぁまたか あなたもきっとアタシの身体が 目的ね もういいやぁ 死にたいな こんな夜 また繰り返す アタシ自身の根本がクズね 気が付けば朝だった いつもと違う感覚 隣ですやすやとあなたは眠ってる 「おはよう、よく眠れたかい?」 起きたあなたは微笑む 初めての温もりにワタシは心を 決める 今晩は、今日もこんなワタクシを 選んでくれてありがとう 明日からこの部屋を綺麗に保つわ あなたの帰りを待つために